「勉強できるようになりたければ塾に行ってください」!?
これも、2012年に書いた内容で、本文中に出てくる話は2011年のデータを元にしたお話です。 このときは「100人の40%は何人ですか?」という問題の正答率が、小学校6年生の全国学力テストの全道平均で34.2%でした。3人に1人しかできない割合です。...
これも、2012年に書いた内容で、本文中に出てくる話は2011年のデータを元にしたお話です。 このときは「100人の40%は何人ですか?」という問題の正答率が、小学校6年生の全国学力テストの全道平均で34.2%でした。3人に1人しかできない割合です。...
今回も2012年に前のホームページに書いた内容です。 今では信じられないかも知れませんが、当時は、小学校も中学校もほとんど宿題を出していませんでした。ホームページにこういった「宿題」の話を載せると「宿題なんか、どうせ、出してもやらないから無駄だ」という主旨のメールを送ってく...
<「漢字の勉強」で思考力を養おう> 漢字というと、どちらかと言うと「語彙力」や「止め・はね・払い」を正しく書くための「作業」の練習を行うというイメージだったり、覚える練習を行うイメージが強いですよね。逆に考える科目は「算数」という固定観念があるせいか、漢字は「思考力を鍛える...
これも2012年に書いた内容です。姪っ子も高校生になりました。 <「言葉」が「精神」の成長を促す> 先日、小学校1年生の姪っ子のバトンの発表会があって、見に行ってきました。 会場に着いて、辺りを見回すと、姪っ子が可愛らしい衣装を着て、何か学校のお友達とお話していました。そ...
「国語の勉強」というと、一般的には「漢字」と「読書」というイメージを持っている方が多いのではないかと思います。「漢字をたくさん覚えて、本をたくさん読めば、国語が出来るようになる」という考え方ですね。 もちろん、これはこれで、間違いではないんですが、それでも「読書をするときに...
<「キッザニア」より「日頃の手伝い」> 学校でもインターンシップなどと言って、職場体験をさせるようになってきていますが、実際のところ就職率が上がっているようには思えないですし、離職率も改善が見られていないように思えます。で、自分もいろいろ考えてみたのですが、一つ結論として考...
「<「決められたこと」で習慣づけ> 「ルーチンワーク」というと、会社に勤めているお父さん・お母さんだとピンとくる方も多いと思います。毎日必ずやらなければならない決まった仕事のことですね。また、スポーツ選手だと「ルーティーン」と言ったりしますね。ラグビーの五郎丸選手で有名です...
これも一般的なお父さん・お母さんにありがちなのですが、小学生のときには、子供さんの成長が嬉しいものですから、テストなどでいい点数を取ってきたり、漢字検定などに、きちんと合格してきたりすると、ついつい「うちの子、それなりに出来る」から、大学進学なども普通にできるのではないか、...
この記事も書いたときは2012年です。ただ、今でも「場合の数の単元」で「樹形図を教えない」先生がいるようです。それが、実は大きな弊害になっているということ。 (以下、2012年の内容) 思考力の中に「仮定」というものがあります。「もしも、こうだとしたら」というところからスタ...
これも2012年に前のホームページに書いた内容です。 ここで出てくる「臨界点」という言葉ですが、これは原子力発電所で使っている「ウラニウム」の反応などで使われる言葉で、「ある一定の限界を超えると、そのまま放っておいても勝手に反応していってしまう」という、その限界点の事。ここ...
今回も、前のホームページに2012年に書いた内容です。 2日前にアップした「解法記憶」と「原理回帰」の続編ですから、そちらを読んでいない人は、まず、そちらを読んでから、こちらの内容を見てください。 どちらかと言うと、指導側の話で、学校の先生や、学習内容に詳しいお父さん・お母...
今回も前のホームページに記載していた内容で、2012年に見学に行った「小学校の長期休暇中(夏休み・冬休み中)の補習についての感想です。 当初は、3回に分けて載せていたのですが、今回は、それを一気にまとめてアップしてあります。 <愛国・城山・中央小の3校を見てきました>...
<数学の出来る子と出来ない子の差> 前に一度、理系の対応力について同じような事を書いたのですが、ここではさらに細かく、実践的なお話をしておこうと思います。 数学の勉強の仕方は大きく分けると2通りあります。一つは「解法記憶」で、いわゆる「パターンを覚えて、それで問題を解いて行...
これも2012年に前のホームページに書いた内容です。 当時は、学校側ではこのような考え方が主流になっていました。そして、内容を見てもらえれば分かると思いますが、結局、学力が上がらない、ということになります。現在では「学力」の事が取りざたされ、学力低下が当時ほどでは無くなって...
今回も2012年に書いた内容です。小学校時代を「ゆとり」で過ごしてきた生徒は、考えられないような状況になっていた、という話です。 今では、これほど酷くはないですが、だからと言って、きちんと学力がついているか、というと、まだ、ちょっと怪しいですね。...
(これも2012年に書いた内容です。ですから、文章で出てくる「今年」は2012年と思って読んでください) 宿題をきちんとやらなかったり、授業前の準備がきちんと出来なかったり、最悪は「自分で問題を解いて、自分で確認する際に、間違えているところでも平気で○をつける」など自分で○...
一つ前では、周りの大人の行為によって子供たちの意欲を下げてしまうという話を書きましたが、今度は「子供が自分で意欲を下げてしまう」というケースについての話です。 それで、これは、結論から言ってしまうと、すぐに 「だらしない」 「面倒くさい」...
「こんなの学校でやっていないから、やらなくていい」 「こんな難しい問題は、出来ないのが当たり前」 こういう発言、子供さんから聞いたことはないですか? 実は、釧路の場合、他地域に比べて、こういう発言を聞く頻度が高いと思います。自分は、学習塾時代、北見から転勤で釧路に来たんです...
前のホームページで2012年に書いた内容です。 釧路では「うちの学校はレベルが高い」と教師が言いふらし、それを聞いた子供たちも「私、釧路で一番いい学校に通っているんだよ」と言いふらす生徒もたくさんいました。 ところが、実際に受け持ってみると、学力的には悲惨で、全然できなかっ...
<「しくみ理解」か「場合分け」か> ちょっと小難しい話になりますが、いわゆる「勉強内容を覚える」という方法についての話です。 さて、勉強内容を覚えるという場合、教科書をまるまるすべて暗記できてしまうという特殊な記憶力のある人を除いて考えると、大きく分けて2つのタイプがありま...