そもそも「学力」ってなあに?~「記憶力」
今回は2020年に書いた二つの内容を一つにまとめています。ですから、主旨も二つと考えてください。 もともと「数学的な考え方~いわゆる論理的思考力」というのは、当たり前のことを当たり前に積み重ねていくことにあります。ところが、大抵は、その当たり前が当たり前になっていなかったり...
今回は2020年に書いた二つの内容を一つにまとめています。ですから、主旨も二つと考えてください。 もともと「数学的な考え方~いわゆる論理的思考力」というのは、当たり前のことを当たり前に積み重ねていくことにあります。ところが、大抵は、その当たり前が当たり前になっていなかったり...
<災害は待ってくれません> 最近の子供たちがそうなのか、それとも釧路の子供たちに多いのか、そのあたりはハッキリしませんが、話をきちんと聞かず 「え? 何?」 「もう一回言って」 と、聞き直す子供たちが結構います。 そういうときに、自分は...
これも2019年に書いた内容です。 <雑学的な知識量も膨大> これ、以前「林先生の初耳学」で、いわゆる雑学の問題として取り扱っていたものです。問題は、 「弘法も筆の誤り、といいますが、空海がそのとき間違えた漢字は何という字でしょう」...
<学力の上限は、やはり国語力で決まる> 子供達を教えていると分かるのですが、漢字検定の級と学力レベルがほとんどの子で等しくなります。例えば、漢字検定で5級に受かっている子は、小学校のレベルであれば、理解して把握出来るようになります。...
これも2019年に書いた内容です。 <1000ルクスが基準> これも、NHKのテレビネタなんですが、7日のクローズアップ現代で扱っていたのが近視。 その番組で、最新の研究内容を紹介していたのですが、近視というのはそもそも、眼球の網膜側の方が奥の方に伸びていき、そこで網膜に焦...
<学校では「生徒は禁止」となっているはずですが・・・> まず、学校での扱いから。 学校では「生徒はスマホを持ってきてはいけない」ということになっていると思います。これは、問題ないでしょう。問題は「学校の先生はどうなっているか?」ということです。例えば、中学校の教師だと、空...
これも2017年に書いた内容です。 <授業の最初と最後にきちんと話すことになっているようなんですが・・・> 全国学力テストの授業アンケートの中に「毎回の授業で、その日に学習する内容を話している」〜いわゆる「今日のめあて」を話している、というのと「授業の最後に、その時間で学ん...
これも2017年に書いた内容です。 前回は「夏目漱石を読もう」という内容でしたから、今回は、そういった文学的な文章を読むときに気を付けること、と思って読んでください。 <本を読めるようになるため、まず、最初にやること> 「立て板に水」のように、棒読みでもスラスラ読める子と、...
<言葉の意味を確認> たぶん、漢字の練習というと、普通に「読み」「書き」の事を考える方が多いと思いますし、学校で行っている「漢字の練習」というのも、大抵は、ご想像通りのパターンになっていることが多いと思います。ところが、これだけだと、漢字の意味をきちんと捉えているかどうかが...
<高校数学 これが出来なきゃピンチかも> 高校の数学では、いろんな所で「場合分け」というのをやっていたのですが、覚えていますか? 例えば「ax=b を解け」という問題が出てきたときに、中学校では、普通に等式の変形を行い x=b/a...
これも2017年に書いた内容です。 いわゆる「中学受験」をして、そのあと私立中学でどのような勉強をするか、ということを知っておくと、公立の学校でどのくらいのことをしなければならないか、ということもわかってくると思います。 <ゆとり教育から大きく差が開きました>...
これも2017年に書いた内容です。 「孔子曰く、善い人から好かれ、悪い人から嫌われる人が善い人」という発想で考えましょう、ということです。 <まじめに取り組んでいる子とそうでない子> 学校の教師や塾講師になどには、授業アンケートというものがあるのですが、これ、正直に言うと「...
これも2017年に書いた内容です。 <割合の問題> 今までずっと、学力の事について書いてきましたが、この辺でちょっと問題点を整理してみたいと思います。 実は、低学力の子というのは、どこの地域にもいるんです。いくら教えても「分からない」という子って、絶対いるんですよね。学年の...
これも2017年に書いた内容です。 期限と基準を明確にしなければ、ドンドンだらしなくなっていくという話です。 <基準も締め切りも無しだといったいどうなるか?> 「以前は、学校の授業進度が異常に遅かった」という話は、何度か書いています。実は、中3の学習内容を「私立高校入試前」...
これも2017年に書いた内容です。話の中に出てくる高校入試の偏差値は、当時のものと思ってください。 <逆転しやすい=絶対学力のレベルが低い> 「絶対学力」と「相対学力」という言葉が出てくるので、まずは、ここから確認しますが、「絶対学力」というと、周りの人のレベルに関係なく「...
<お客さんでいるよりは、特別支援の方が子供も学校も幸せ> これは、ハッキリさせておいた方がいいでしょう。中学校に入って、小学校2・3年の漢字が書けないとか、小数・分数の計算で何をやっていいか分からない、という状況になっている子は、チームティーチングや学力別クラスにしたところ...
<保護者の意識を変えたのは学習塾> これ、かなり昔の話。以前は、釧路湖陵の理数科というと、帯広から受験した子もいたんだそうです。帯広の高校に行くより、釧路の湖陵の方がいい、という話だったんですね。オホーツク学区では、以前は網走南が丘が地域の一番の高校で、北見の方では、北斗よ...
これも2016年に書いた内容です。当時、話題になった「式の作り方」についての話です。 <キーワードは「倍」> ちょうど小学校2年生の子供達がかけ算を習っていて、その文章題での式の作り方が別のところでも話題になりました。要するに「3×5」が正答で、逆の「5×3」にすると不可と...
これも2016年の内容です。 いわゆる古文の内容なのですが、昔の人は、こういう話をストレートに書いてくるので、面白いんですよ。 <困らなければ感謝しない、ということ> 昨日、授業で使った教材の中に松平定信の「花月草紙」の1節があったので、簡単に紹介しますね。...
<「かくれたカリキュラム」の家庭版> 学校の先生用の本に「かくれたカリキュラム」というものがあります。どういう内容かというと、例えば、だらしない格好をした先生がいたら、子供達に「勉強ってだらしない格好でやっていいんだ」とか「仕事をするときはだらしない格好でもいいんだ」という...