markun52021年2月17日読了時間: 1分「いしぶみ~広島二中1年生全滅の記録~」広島テレビ編サブタイトルの「広島二中 1年生全滅の記録」っていうのが凄いですよね。広島テレビ編ということで何となくピンと来た人もいると思うのですが、これ、原爆投下直後の中学校1年生の亡くなっていく瞬間や過程の記録なんです。 「痛い、痛い」と苦しみながら息絶えてしまった子や「水が飲みたい...
markun52021年2月16日読了時間: 2分「トットちゃんとトットちゃんたち」黒柳徹子著「トットちゃん」というと有名なのは「窓際のトットちゃん」の方で、いろいろなものに興味があり過ぎて、学校での授業を皆と受けられない子が、児童施設で楽しく過ごしていくという話の方が一般的に知られていると思いますが、今回紹介する「トットちゃんとトットちゃんたち」は、それとはまった...
markun52021年2月15日読了時間: 1分「誰も知らない小さな国」佐藤さとる著アイヌ語で「ふきの葉の下の人」という意味のコロボックルという小人のお話。アイヌ語ですから、北海道の人はぜひ知っておいて欲しいと思っています。 児童文学賞として創設された「国内アンデルセン賞」の第一回受賞作品。ですから、もっとメジャーになっていい本だと思っているのですが、あま...
markun52021年2月14日読了時間: 1分「蜘蛛の糸」芥川龍之介著最近では、こういった明治~大正時代の文学は「難しい」と敬遠され気味ですが、芥川龍之介自身が「これは、子供のために書いた」と言っているので、やはり児童文学の範疇。大正7年に発表された作品ですから、いわゆる大正ロマン的な匂いのするお話ですね。...
markun52021年2月9日読了時間: 1分「気まぐれロボット」星新一著前のホームページでは、子供たちが読むのにいい本を紹介していたので、こちらにも、転載しておきます。 まず、第一弾は星新一さんの「気まぐれロボット」。 星新一さんと言えば、SFのショートショート。一つ一つのお話が短いので、本が「やや苦手」と言う子でも、比較的読みやすいのではない...