不要な「消しゴム」の使い方に注意
授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...
授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...
「勉強」とは、簡単に言うと 「知識を身につける」と 「今まで出来なかった物を出来るようにする」という行為。 だから、これに反する事をしていると学力は伸びませんよね。 例えば、他人の宿題の答えを写してお終いにしていたり、黒板に書いている字をただ写しているだけで、...
計算などの「解き方が決まっていて、それにしたがって手順を踏めば答えが出てくる」といった内容や社会の一問一答形式の「単純に覚えたものを答える」という内容のものは、正確に速く解いていくことが一つの目標になると思います。したがって、目標となるのは「速い」ことと「正確」なこと。...
あたりまえのようですが意外とできていないのが、教える側の「できる」「できない」の見極め。もちろん、教える側で一番苦労するところでもあります。今までここに掲載している内容も最終的にはこの「見極め」ができているかどうかがポイント。これができていないのに「思考力をつけよう」なんて...
「宿題出すよ〜」と言ったら「え〜」とすぐに声をあげる生徒。「ノートに取りなさい」と言われて渋々ノートを開くが結局ノートをきちんと取らない生徒。最近、学校で増えてませんか? 面倒な内容の事になると極端に嫌ったりする生徒って多いですよね。...
子供達がよく言う「私、これ得意」「私、これ嫌い、不得意」という言葉。ところがこれを鵜呑みにして「得意なところからやらせよう」と思って取り組んでみても全然出来ていない、なんていうことがありますよね。実は、子供達の「得意・不得意」は、学校で「出来ている・出来ていない」が基準にな...
「落ち着きがなく、話をしっかり聞けない」という子の話は聞いたことがあると思いますが、「落ち着いてしっかり話を聞いているように見えても、実は全然的はずれな聞き方をしている」という子も少なくありません。現在では、むしろ、こちらのタイプの方が多いのではないでしょうか。...
単純に暗記するだけの「漢字」などは、あらかじめ出題するものを予告するのがよい。 中学生くらいになれば出題範囲のページを言うだけでもいいが、小学生~特に低学年~なら出題するものを一つずつ丁寧に言わなければ、なかなか勉強を進められない子が最近では多いようなので、出題内容をなるだ...
子供が学力を上げていく過程で大切になるのが、社会科で出てくる用語や英単語などの「知識」とそれをしっかり使いこなしていくための「理解力」。 ところが、いざ教えてみると、子供はなかなか理解できず、テスト前に無理矢理覚え込んで対応しようとする子も多い。...
子供にキチンと話を聞かせられるようになったら、次のステップは「よどみなく最後まで説明しきってしまう」こと。 例えば、お母さん方でも、経験があると思いますが、誰かと真剣に話をしていたとき、ちょっと電話が入ったのでそちらに出てから、もう一度、さっきの続きを・・・と思ったとたん、...
計算は「速く正確に」と言う言葉をよく聞かされていたと思いますが、これは、非常に重要です。現在の子供たちは、「思考力を強化」などと言われ、時間に余裕を持たせられる事が多いせいか、計算のスピードが非常に遅くなってきています。...
お母さんが勉強を教えていて、子供さんが「分からない」と言ったり「分かった」とは言うものの、少し怪しい感じになっているときは、大抵、答えを出すまでの手順をいっぺんにやってみせて「この通りにやりなさい」というときに多いのではないかと思います。...
<チェックをキチンとすることからスタート> 忘れ物が出るということは、親や先生のチェックの体制がしっかりしていないことが一番の原因です。「ある時は厳しくチェックするが、ある時は甘い」、「チェックしたりしなかったりと、統一感がない」などの状況では、「スピード違反で警察に捕まる...
最近では、近所のおじさんやおばさんが「怒る」ということがなくなってしまっているので、子供を怒れるのは、「お父さん、お母さん、そして、先生」だけという事になっているようです。そういう状況であるにも関わらず、「怒ると子供がいうことを聞かなくなるから」とか「かえって反抗するから」...
こちらの言うことを守ろうとしない子は、基本的な生活習慣が身についていない事が原因になっている場合が多く、したがって、これを克服するためには、「しつけをやり直し」するしか方法がないと思って取り組んでいかなければならないと思います。...
(これも前のホームページに書いた内容です) 勉強の出来る子の大きな特徴は「先生の話を聞いているときに、そのものに対し、しっかり頭が働いている」と言うことです。 例えば、数学の計算問題を途中の計算式を黒板に書きながら説明しているときに「自分でも頭の中で計算しながら、そのしく...
テレビのニュースでも取り上げられていたので、知っている方もいらっしゃると思いますが、「白樺方面で頭部としっぽの無い猫の死体が見つかった」という情報が警察の防犯メールからも届きました。 過去に学校に侵入してナイフなどを振り回した、などという事件が起きたときには、その兆候として...
受け持ちの生徒が1名、中学受験で合格しました。 小学校3年生から受け持ったのですが、受け持った当初は、算数の一桁の足し算・引き算も少し怪しいところがあるような状況で、どちらかというとお母さんの気持ちも「将来を心配して」という要素が大きかったのではないかと思いますが、小学校1...
これは、ちょうど2年前に書いた内容です。 <教務見識を深めよう> このページは、保護者だけではなく、学校の先生や塾の講師も見ていたりするので、ここでは、教える側の人たちの参考として書いておきます。もちろん、保護者の方から見て、どういう授業をしている先生が良いのか、という参考...
<参観日ではここを見てみよう> 自分は以前、学校の「長期休暇中の補習の状況を確認する」ということで、釧路市内の学校を見て回ったことがあるのですが、その中で「学力の高い学校」と「学力の低い学校」では掲示物に違いがあるということが分かりました。...