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markun5

「暗記物」は、きちんと予告する

 単純に暗記するだけの「漢字」などは、あらかじめ出題するものを予告するのがよい。

 中学生くらいになれば出題範囲のページを言うだけでもいいが、小学生~特に低学年~なら出題するものを一つずつ丁寧に言わなければ、なかなか勉強を進められない子が最近では多いようなので、出題内容をなるだけ細かく何度も繰り返し言ってあげたり、掲示したりするのがベスト。


 ただし、予告しても勉強しない子もいるので、その子に対しては、お母さんの目の前であらかじめ練習させたり、「出来なかった問題は100回練習」などの約束を決めておいて、「後から、勉強させられるのならば、初めに勉強しておいた方がいい」と思わせられるような状況を作っておくと効果は高い。

 それでも勉強しない子になると、これは勉強云々ではなく、日頃の私生活に問題あり。決められたり、やらなければならないことをきちんとやるという習慣をつけること。


 逆に一度やってうまく出来て誉められたりすると、子供は進んで勉強するようになりますよ。学習習慣をつける良いチャンスになります。

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