top of page
markun5

「できる」ところと「できない」ところを見極めよう

 あたりまえのようですが意外とできていないのが、教える側の「できる」「できない」の見極め。もちろん、教える側で一番苦労するところでもあります。今までここに掲載している内容も最終的にはこの「見極め」ができているかどうかがポイント。これができていないのに「思考力をつけよう」なんて考えても無理な話です。


 それでは、どうやってこの「見極め」の力をつけていけば良いかというと、一番いい方法は「テストの問題を見て、子供の点数を当てる」という練習を繰り返す事です。

 テストの問題を見て「この子は、何点」という目安をつけてから、実際に子供の答案を見て採点。そして、点数が合っている、もしくは、できていると思った問題にちゃんと対応しているということが確認できればオーケー。

 逆に、想定した点数と違いがあれば、そこをチェック。

 想定した点数より子供の点数が低ければ「できていないところをチェック」、想定した点数より子供の点数が高ければ、授業の内容を少し上にシフトして対応していくとベスト、ということになります。


 大事なのは、結果を見て、それにどうやって対応するかということ。そして授業を進化させるということなのです。

閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

不要な「消しゴム」の使い方に注意

授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...

「勉強」とは、そもそも何をすること?

「勉強」とは、簡単に言うと 「知識を身につける」と 「今まで出来なかった物を出来るようにする」という行為。  だから、これに反する事をしていると学力は伸びませんよね。  例えば、他人の宿題の答えを写してお終いにしていたり、黒板に書いている字をただ写しているだけで、...

作業効率を上げる

計算などの「解き方が決まっていて、それにしたがって手順を踏めば答えが出てくる」といった内容や社会の一問一答形式の「単純に覚えたものを答える」という内容のものは、正確に速く解いていくことが一つの目標になると思います。したがって、目標となるのは「速い」ことと「正確」なこと。...

コメント


記事: Blog2_Post
bottom of page