「お客さん化」する子供達
<保護者の意識の変化> 「楽しさ追求」の弊害について、しばらく書きましたが、それではなぜこのようになってしまったのか、というと、実は、保護者の意識に大きな変化があったから〜すなわち「子供がお客さん扱いになってしまった」というところに要因がある、という指摘があるんですね。...
<保護者の意識の変化> 「楽しさ追求」の弊害について、しばらく書きましたが、それではなぜこのようになってしまったのか、というと、実は、保護者の意識に大きな変化があったから〜すなわち「子供がお客さん扱いになってしまった」というところに要因がある、という指摘があるんですね。...
これも2014年に書いた内容です。 学校の先生や塾の先生の話を聞いても、この「楽しい」の感覚が違っているのではないかと思う人が多いのではないかと思ってしまうのですが・・・ <「楽しい」の概念が違います> よく「楽しむのが大事」なんていう言葉を聞きますが、そもそも「楽しい」っ...
これも2014年に書いた内容です。「授業の研修について」の内容ですが、正直に言うと、はたから見ると「え?」と思うような人でも「自分は仕事が出来ている」と考えている人は多いのではないか、と思います。「人の振り見て我が振り直せ」ということなんでしょうかね~。...
昨日、たまたまテレビで某クイズ番組を見ていたのですが、そこで出題された小学生クイズには正答率が表示されていて、そのグラフを見ると、10~20代と50~60代は正答率が高いのに、30代、40代の正答率が低いという問題が結構ありました。割と学校で習う知識としては、常識的なもので...
これも、2014年に書いた内容です。 実は、釧路教育大の附属中は、このあたりまで酷かったんです。こういったことがあって、文部科学省から直接指導が行われたり、それを受けて附属中自体が「学力を向上させます」という宣言が行われたりして、現在に至っているという状況です。...
これも2014年の内容で、この頃から「脱ゆとり教育」の方向に向かっていたせいか、テレビの番組でも「クイズもの」や「漢字検定に挑戦」といった内容のものが増え始めていた時期です。 その頃のテレビ番組から。 <テレビでもいた〜>...
<似て非なるもの〜第2弾> 前に書いた「思いつくと考える」の続編ですが、単に当てずっぽうであるにも関わらず「どっちを答えに書こうかな〜」と迷っている。こんな事で無駄に時間を使ってしまう子って、結構います。要するに「何か思いつかないかな〜」と、余計な時間を使っているんですね。...
<学力が低いのも体力が低いのも> 自分は家庭教師の授業では、中学生だと、大抵2時間休憩無しで授業を進めます。 なぜかというと、一番の理由は「集中力の引き伸ばし」のためなんですね。このようにすると、最初は30分くらいで体を揺すったり、足をバタバタやりだしたり、あっちを掻いたり...
これも2014年に書いた内容です。 今はかなり改善されてきていますから、今でも、こういう感覚の子供さんだと、かなりピンチだと思っていて構いません。 <子供達は、これを「考える」と言います> 「1キログラムって何グラム?」...
<当然、自力で勉強できるようになりません> 小学校の低学年ならまだしも、中学生になって自力で○つけが出来ないとなると、これは想像に難くないと思いますが、自力で勉強できるようになりません。国語で出てくる「採点基準の分からない」というものならともかく、数学の計算問題くらいは最低...
<持ち物について考えよう> 自分は万年筆が好きで、授業で使っているのは、ほとんど万年筆。万年筆を使うということについては、筆記用具として使いやすいという事の他に、もう一点、大事な側面があります。それは、子供達に「字をきちんと書こう」という姿勢を身につけさせたい、ということな...
<途中で投げ出さない事が大切> 一歩上を目指す子に大切になるのは、物事を最後まで「やりきる」という姿勢。 例えば、宿題について言うと「最後まできちんとやる子」と「ここまでやっておけば、まあ、自分では結構勉強した方だ」と途中までやった段階で、中途半端に終わらせてしまったり、難...
<書けますか?> 某漢字問題集に載っていた問題を一つ。 「コジンの遺影を飾る」〜カタカナを漢字に直せ、という問題です。 誤答の多くは「個人」なんですが、大事なのは「なぜ、そういう間違いをするか」ということなんですね。考えられるパターンは2つ。...
これも、2014年に書いた内容です。 ちなみに、これを書いたのは4月ですから、本文にあるように、今からだと中3生は、受験に間に合わない可能性の方が高いと思ってください。 <勉強しているのに、なかなか結果が出ない?> 最近、韓国の豪華客船の沈没事故がニュースで話題になっていま...
これも、2014年の内容です。当時は、学力が全体的に低かったため、本文中にあるように「明輝で5級」でした。ただ、この頃から、小学校が「漢字をしっかり身に着けさせること」を目標に指導し始めたため、現在では「明輝は4級レベル」まで上がってきていると考えていてください。ちなみに、...
これも2014年に書いた内容です。この当時は、学力も体力も悲惨だったんですね。 <体力結果が語るもの> 全国学力テストと同様、全国で体力・運動能力の測定も行われています。こちらも北海道の結果が出ていて、例えば、上体起こしで都道府県順位が42位、20メートルシャトルランが47...
<演繹法の話です> 訳も分からず「ただ考えろ」とやれば「考える力が身につく」と思っていて、子供達を追い込んでしまっている方たちに朗報をお届けします。実は「計算」も「思考力」なんです。 例えば、足し算を覚えたての子がする事を見てみると、指を使ったりしながら、一生懸命「2と3を...
<作業時の姿勢と思考時の姿勢> 最近の子供達の傾向として「考える時の姿勢が悪い」という点が挙げられます。 もうちょっと状況を詳しく言うと「姿勢を正しなさい」と言って、何らかの作業をさせると、それなりに姿勢を維持することが出来るのですが、いざ「何かを考える」となったときに、途...
これも2014年に書いた内容です。 この頃の学校の校長の口癖が「知・徳・体のバランスが大事」というもの。ところが、この当時の釧路では、学力テストの結果が低い、運動能力の測定でも結果が振るわない、と「低い方でバランスよくなっていた」というもの。そんな状況で「バランスよく」と言...
これも2014年に書いた内容です。「学力保障」に反対する人たちは、この人たちですから、団体名を覚えておいて、今後出てきたときに「ああ、この人たちか」とすぐに分かるようにしておいてくださいね。 <釧路新聞より> 新聞記事には基礎学力保障条例に反対している団体名が載っていました...