これも2014年に書いた内容です。この当時は、学力も体力も悲惨だったんですね。
<体力結果が語るもの>
全国学力テストと同様、全国で体力・運動能力の測定も行われています。こちらも北海道の結果が出ていて、例えば、上体起こしで都道府県順位が42位、20メートルシャトルランが47位(ビリだね)、そして総合的に見ると47位。本当に学力どころが体力もビリなんですね。ところがこの体力測定の中で握力だけは3位なんです。この意味、分かりますか?
実は、握力が強いのは体格が良い、ということなんだそうです。体格が良いというと、聞こえはいいのですが、早い話「肥満」。北海道は肥満の割合が高いんだそうですよ。あの、組合系の学校の先生が良く言っている「知・徳・体のバランスが大事」っていうやつ。前にも書きましたが、数字で結果が出ました。組合系の先生は、レベルの低い方でバランスを取ろうとしているようです。
そして、このまま放っておくと、結果、北海道の子供達は〜ちょっと表現が良くないかも知れませんが〜「おバカでウンチ(運動音痴)でデブ」の方向に向かっていっているということになります。とんでもないでしょ。
道教委がファイターズの大谷選手を起用して「文武両道」のポスターを作ってくれましたが、この点を危惧してくれたんでしょうね。
本当に「学力・体力」共に、今、どんどんまずい方向に向かっています。勉強だけではなく、運動だけでもなく、どちらもしっかり鍛えていきましょう。そうしなければ、就職が危ない。そして、おそらく「いじめ」にも、この状況が関係しているのではないか、とも自分は考えています。
ですから、もう「知・徳・体のバランス」を後生大事に唱えているような教師は、要りません。バランスよりも「伸ばすこと」に重点を置きましょう。
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