ここを直して、物事がきちんと出来るようになろう
(これも2012年に書いた内容です。ですから、文章で出てくる「今年」は2012年と思って読んでください) 宿題をきちんとやらなかったり、授業前の準備がきちんと出来なかったり、最悪は「自分で問題を解いて、自分で確認する際に、間違えているところでも平気で○をつける」など自分で○...
(これも2012年に書いた内容です。ですから、文章で出てくる「今年」は2012年と思って読んでください) 宿題をきちんとやらなかったり、授業前の準備がきちんと出来なかったり、最悪は「自分で問題を解いて、自分で確認する際に、間違えているところでも平気で○をつける」など自分で○...
一つ前では、周りの大人の行為によって子供たちの意欲を下げてしまうという話を書きましたが、今度は「子供が自分で意欲を下げてしまう」というケースについての話です。 それで、これは、結論から言ってしまうと、すぐに 「だらしない」 「面倒くさい」...
「こんなの学校でやっていないから、やらなくていい」 「こんな難しい問題は、出来ないのが当たり前」 こういう発言、子供さんから聞いたことはないですか? 実は、釧路の場合、他地域に比べて、こういう発言を聞く頻度が高いと思います。自分は、学習塾時代、北見から転勤で釧路に来たんです...
定着とは、練習をして、いつでもどこでもパッと頭に出てくる状態のこと。勉強に限らず、スポーツでも楽器の演奏でも、必要な感覚になります。例えば、スポーツで言うと、圧雪路面で滑って転んでも、そのとき瞬間的に柔道の受け身を行って怪我をしないようにするということ。音楽だと、音符を見た...
今回も前のホームページ内容で2012年に書いたものです。自分たちは「インフレ内申」と言っているのですが、要するに「学力に見合わない高い通知表がついていて、これだと、高校に受かっても高校の勉強についていけないのではないか」と思われるんですね。...
前のホームページで2012年に書いた内容です。 釧路では「うちの学校はレベルが高い」と教師が言いふらし、それを聞いた子供たちも「私、釧路で一番いい学校に通っているんだよ」と言いふらす生徒もたくさんいました。 ところが、実際に受け持ってみると、学力的には悲惨で、全然できなかっ...
<「しくみ理解」か「場合分け」か> ちょっと小難しい話になりますが、いわゆる「勉強内容を覚える」という方法についての話です。 さて、勉強内容を覚えるという場合、教科書をまるまるすべて暗記できてしまうという特殊な記憶力のある人を除いて考えると、大きく分けて2つのタイプがありま...
いつの時でも、お父さん・お母さんが考える「子供さんの勉強の基準」は教科書だと思います。まず「教科書の内容をしっかり身につけよう」と考えている方が多いと思いますが、どうでしょうか? ところで、今の学校の算数の教科書は、実際に見てもらえば分かるのですが、最初の導入部分が「○○さ...
<読解力で足りないもの> よく「語彙力」が足りないと読解力がつかないと言われます。「言葉の意味が分からないと文章の意味が分からない」というのは当たり前の事ですが、ある程度学力がある子でも「国語力が低い」と言われる子がいます。ある程度は言葉の意味も分かり、普通に本を読んだりす...
<間違えても、直して○> 最近目に付くのは、テキストなどで問題を解いたとき、間違えたところでも直して○をつける子が多いということ。「えっ、それって普通じゃない?」と思っているお母さんは要注意。実は、子供さんの感覚は、こうなんです。 「やった〜満点!」...
<早い時期の方がずっと楽> お母さん方から聞くお話で「うちの子、まだまだきちんとしたことが出来ないから・・・だから、勉強はちょっと後回しにして・・・」というものがあります。いわゆる勉強より生活習慣を大切したい、ということなのですが、では、その生活習慣の改善をいつ行うのでしょ...
自分は、実質釧路生まれですが、ずっと釧路にいたわけではなく、親の転勤で小学校から高校まで室蘭、大学は小樽、塾講師で北見、そして、また釧路に戻ってきたという経緯をたどります。まあ、北海道をぐるっと一回りしてきたと言ってもいいのかなと思いますね。...
今回も前のホームページ内容で、2011年の12月に書いた内容です。ですから、本文では「冬休みの宿題」となっていますが、冬休みに限らず、夏休みについても、同様に考えてほしいと思います。 <私立では冊子が当たり前> 今回のお話は、大学進学などを目指している成績上位層向けです。...
学校や塾の先生の勉強を教える力を「教務力」と言います。一般的に言うと「授業が分かりやすい」と言われたりする部分ですね。ところが、プロの現場では「教務力」と言うと、単に分かりやすいだけではダメなんです。「子供達が勉強した内容をきちんと身につけているかどうか」ということの方が重...
2011年の12月に冬休み中の「学校の補習」を見学してきたときのレポートです。 現状では、徐々に改善されていると思われますが、以前はこういう状況でした。 <以下、本文> 釧路の小学校では、現在、長期休暇中の補習が行われています。補習と言う以上、目的はあくまでも「学力向上」。...
<「分かる〜出来る」の4段階> ここでは、子供さんに勉強を教えていて「どうも、うまく行かない」と悩んでいる方のために、ちょっと難しめですが、特に算数・数学の「分かる〜出来る」の流れの構造についてお話しようと思います。 「分かる」から「出来る」の流れは次の4段階に分けられます...
<「読書」とはほど遠い「字眺め」> 今まで何度か「朝読書」に苦言を呈してきましたが、ここで一度まとめておきましょう。 目的を「国語力をつけるための読書」という事に絞って考えます。 読書をする場合、次のようなメカニズムで内容を把握していきます。...
これも2011年の内容です。当時は、学力向上という話をすると必ず出てきたのが「過度な競争を生む」という反論でした。「過度な」という以上「適度な競争」というのもあるはずなのですが、それについては一切論じられず、何でもかんでも「過度な競争」とされていたのです。...
2011年に書いた内容で、当時は、中学生を受け持つときに、学年順位の下位3割に当たる子であれば「漢字の読み書きは、小学校2,3年からやり直さないと厳しいかな」と心づもりしたものです。 実際に当時はこのレベルの子に「姉・妹」を書かせると「どっちが姉で、どっちが妹だったっけ?」...
<家庭のせいにしちゃ、子ども達は一向に良くなりません> 戦後の混乱期、旦那さんを戦争に取られてしまっていたため、母子家庭が相当多かったそうで、「みどりのおばさん」という「朝、子ども達が学校に通うときに黄色い旗を持って、横断歩道の交通整理をするおばさん」のシステムも、母子家庭...