「好き」が大事? 「出来る」が大事?
<「好き」と「できる」は、イコールにならないときも> 昔から言われていますが、「好きこそ物の上手なれ」と「下手の横好き」なんていうことわざがあります。「好きだと上手になっていく」という面もあり、また、「いくら好きでも、なかなか上達しないこと」もあり、ということで、結局、どん...
<「好き」と「できる」は、イコールにならないときも> 昔から言われていますが、「好きこそ物の上手なれ」と「下手の横好き」なんていうことわざがあります。「好きだと上手になっていく」という面もあり、また、「いくら好きでも、なかなか上達しないこと」もあり、ということで、結局、どん...
これも、前のホームページで2012年に書いた内容です。本文内では扱っていませんがリクルート社が扱っている就職試験で有名なSPIというのも、実は中身は「小学生内容」が中心。ただし、その小学生内容を「速く正確に扱う技量」が問われます。...
今回も2012年に書いた内容です。前回「国語」について書きましたが、算数の方がもっと悲惨という状況でした。今では考えられないような話ですが、当時は小学校2年生で「掛け算の九九」を全部教えないまま、小学校3年生に進級させてしまったとか、本文中にも出てきますが「掛け算の九九」を...
これも2012年に書いた内容です。 一つ前の項目で「学力を数値で把握すると子供たちの意欲が薄れる」という内容を書きましたが、実は、全国学力テスト(中3・小6が対象)の他に、他の学年の学力も把握しようということで、釧路では「釧路独自で行う学力テスト」として全国学力テストに該当...
これも2012年の内容です。 当時、釧路で「学力保障条例」というのが全国初で作られる、となったときに、躍起になって反対していた人たちがいるんですね。学校の教師でもいましたし、北海道教育大学釧路の大学教授でもそういう人がいたんです。ハッキリ言うと「全員、共産系」です。いわゆる...
これも、2012年に書いた内容で、本文中に出てくる話は2011年のデータを元にしたお話です。 このときは「100人の40%は何人ですか?」という問題の正答率が、小学校6年生の全国学力テストの全道平均で34.2%でした。3人に1人しかできない割合です。...
今回も2012年に前のホームページに書いた内容です。 今では信じられないかも知れませんが、当時は、小学校も中学校もほとんど宿題を出していませんでした。ホームページにこういった「宿題」の話を載せると「宿題なんか、どうせ、出してもやらないから無駄だ」という主旨のメールを送ってく...
<「漢字の勉強」で思考力を養おう> 漢字というと、どちらかと言うと「語彙力」や「止め・はね・払い」を正しく書くための「作業」の練習を行うというイメージだったり、覚える練習を行うイメージが強いですよね。逆に考える科目は「算数」という固定観念があるせいか、漢字は「思考力を鍛える...
これも2012年に書いた内容です。姪っ子も高校生になりました。 <「言葉」が「精神」の成長を促す> 先日、小学校1年生の姪っ子のバトンの発表会があって、見に行ってきました。 会場に着いて、辺りを見回すと、姪っ子が可愛らしい衣装を着て、何か学校のお友達とお話していました。そ...
「国語の勉強」というと、一般的には「漢字」と「読書」というイメージを持っている方が多いのではないかと思います。「漢字をたくさん覚えて、本をたくさん読めば、国語が出来るようになる」という考え方ですね。 もちろん、これはこれで、間違いではないんですが、それでも「読書をするときに...
<「キッザニア」より「日頃の手伝い」> 学校でもインターンシップなどと言って、職場体験をさせるようになってきていますが、実際のところ就職率が上がっているようには思えないですし、離職率も改善が見られていないように思えます。で、自分もいろいろ考えてみたのですが、一つ結論として考...
「<「決められたこと」で習慣づけ> 「ルーチンワーク」というと、会社に勤めているお父さん・お母さんだとピンとくる方も多いと思います。毎日必ずやらなければならない決まった仕事のことですね。また、スポーツ選手だと「ルーティーン」と言ったりしますね。ラグビーの五郎丸選手で有名です...
これも一般的なお父さん・お母さんにありがちなのですが、小学生のときには、子供さんの成長が嬉しいものですから、テストなどでいい点数を取ってきたり、漢字検定などに、きちんと合格してきたりすると、ついつい「うちの子、それなりに出来る」から、大学進学なども普通にできるのではないか、...
この記事も書いたときは2012年です。ただ、今でも「場合の数の単元」で「樹形図を教えない」先生がいるようです。それが、実は大きな弊害になっているということ。 (以下、2012年の内容) 思考力の中に「仮定」というものがあります。「もしも、こうだとしたら」というところからスタ...
これも2012年に前のホームページに書いた内容です。 ここで出てくる「臨界点」という言葉ですが、これは原子力発電所で使っている「ウラニウム」の反応などで使われる言葉で、「ある一定の限界を超えると、そのまま放っておいても勝手に反応していってしまう」という、その限界点の事。ここ...
今回も、前のホームページに2012年に書いた内容です。 2日前にアップした「解法記憶」と「原理回帰」の続編ですから、そちらを読んでいない人は、まず、そちらを読んでから、こちらの内容を見てください。 どちらかと言うと、指導側の話で、学校の先生や、学習内容に詳しいお父さん・お母...
今回も前のホームページに記載していた内容で、2012年に見学に行った「小学校の長期休暇中(夏休み・冬休み中)の補習についての感想です。 当初は、3回に分けて載せていたのですが、今回は、それを一気にまとめてアップしてあります。 <愛国・城山・中央小の3校を見てきました>...
<数学の出来る子と出来ない子の差> 前に一度、理系の対応力について同じような事を書いたのですが、ここではさらに細かく、実践的なお話をしておこうと思います。 数学の勉強の仕方は大きく分けると2通りあります。一つは「解法記憶」で、いわゆる「パターンを覚えて、それで問題を解いて行...
これも2012年に前のホームページに書いた内容です。 当時は、学校側ではこのような考え方が主流になっていました。そして、内容を見てもらえれば分かると思いますが、結局、学力が上がらない、ということになります。現在では「学力」の事が取りざたされ、学力低下が当時ほどでは無くなって...
今回も2012年に書いた内容です。小学校時代を「ゆとり」で過ごしてきた生徒は、考えられないような状況になっていた、という話です。 今では、これほど酷くはないですが、だからと言って、きちんと学力がついているか、というと、まだ、ちょっと怪しいですね。...