これも2019年に書いた内容です。
<1000ルクスが基準>
これも、NHKのテレビネタなんですが、7日のクローズアップ現代で扱っていたのが近視。
その番組で、最新の研究内容を紹介していたのですが、近視というのはそもそも、眼球の網膜側の方が奥の方に伸びていき、そこで網膜に焦点が合わなくなって起きる現象なんだそうです。そして、この縦長に伸びる現象を抑えるのがドーパミンなんだそうで、このドーパミンを出すのに有効な手段が、明るい場所で過ごすことなんだそうです。
ところが、室内だと明るくても900ルクスくらいで、室内で過ごしていたのでは、なかなかドーパミンが出てこない。それで、それ以上の明るさの場所と言うと、それは屋外なんだそうです。屋外だと木陰でも基準をクリアしていて、要するに、天気の好い日に外で遊ぶことで、近視を抑制出来るんだそうです。
海外では、台湾の例が紹介されていましたが、台湾ではすでに国が積極的にこの近視防止に取り組んでいて、学校でも屋外の活動を奨励しているんだそうです。ただ、日本では、まだまだ、そこまで行っていない。
それで、ドーパミンだのルクスだの、そういうのが出てくると面倒な話に感じる人は、簡単に「天気の好い日は、外で2時間以上遊ぶ」というふうに考えておいてくれればいいと思います。
逆に、この近視を放っておくと、症状が進んだ場合、緑内障とか網膜剥離になりやすい状況になっていく、ということですから、子供のうちから近視が進んでいる状態は、ある意味、非常に危険である、ということでした。
ということで、子供さんの視力についても、家庭で出来るだけ気を付けて上げて欲しいと思います。
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