家庭環境? いいえ、違います
<家庭のせいにしちゃ、子ども達は一向に良くなりません> 戦後の混乱期、旦那さんを戦争に取られてしまっていたため、母子家庭が相当多かったそうで、「みどりのおばさん」という「朝、子ども達が学校に通うときに黄色い旗を持って、横断歩道の交通整理をするおばさん」のシステムも、母子家庭...
<家庭のせいにしちゃ、子ども達は一向に良くなりません> 戦後の混乱期、旦那さんを戦争に取られてしまっていたため、母子家庭が相当多かったそうで、「みどりのおばさん」という「朝、子ども達が学校に通うときに黄色い旗を持って、横断歩道の交通整理をするおばさん」のシステムも、母子家庭...
今回は、以前「家で教えると学校でちゃんと話を聞かなくなるから、家で教えないでください」と言われたというお母さんからの相談が相次いだときに、書いた内容です。 今でもそういう先生がいたら「それは嘘」と考えて、今まで通りに家での勉強を進めてください。...
前のホームページで2011年に掲載した内容です。現在では、少し変わってきているところもありますから、カッコで補足をしています。小学校では少し変わってきていますが、中学校では、旧態依然という学校も多いようです。 <中3になって焦るのはなぜ?>...
コロナの関係で勉強に「ネット」を利用する人が増えているのではないかと思います。 ネットの動画で勉強するとか、オンライン授業を受けるとか、割と値段も安く済むので、そちらに切り替えた、という方も多いのではないでしょうか。そして、現時点では「始めたばかり」と言う人も多いので「きち...
入試が近くなると、今まで勉強していなかった子が焦って塾や教材に頼ってしまうケースが多いのですが、それにつけ込み、過剰な宣伝文句で高い教材を買わせようとする悪徳業者もいます。よく「点数が○○点もアップ」とか「わずか3週間で飛躍的な得点の伸び、そして合格」なんていうフレーズがチ...
2010年度に書いた宿題についてのお話を再掲しました。 <教育委員会が家庭学習強化に乗り出しています> 釧路市教育委員会が各学校に「家庭学習の手引き」というものを配布し、それによって市内の小中学校で、家庭学習に向けた取り組みが目立つようになってきました。さらに長期休暇の補習...
<勉強との両立は最初が肝心> ほとんどの学校では、新年度スタートして約3か月。特に新中1は、今までの小学校と違った本格的な部活を始めようと思って、頑張っている人も多いと思います。 そこで、まず、新中1の部活を始めたばかりのときについてですが、この時期、特に体育系の部活の場合...
<福沢諭吉はこう言っている> 福沢諭吉と言えば、著書の「学問のすすめ 初編」の冒頭、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」で有名すね。教科書にもその名前が載っていて、人権思想の「人間の平等を説いている」と解説がついていたりします。ところが、学校で習うように平等...
最近、書店で東大生のノートの取り方をまとめた本が売り上げ上位を占めている。内容を見てみるときれいなノートの取り方として「見出しを付ける」などという項目をあげているのだが、今の40代以降で学力が比較的高めだった人は「こんなの自分たちも普通にやっていたよ」という感想を持つ方も多...
算数・数学の計算や漢字の勉強、そして英単語の勉強というのは、実は、学力が高い子の中では、ある程度定型化しています。今回は、その勉強法についての話です。 それで、ここでは「計算」を例にとって、話を進めていきますね。 学力の高めの子というのは、学校で「計算の宿題」が出た場合、家...
これも、前のホームページに記載した内容。平成16年のデータですが、このころから漢字検定ブームが起きています。 以下、前ホームページ内容 独立法人「メディア教育開発センター」の調査によると、平成16年度に入学した4年制大学や短大の学生約1万3000人を対象に中1から高3相当の...
これも「学校選択制」が導入されたばかりの時のお話。 結局、学校を選ぶ際に、保護者が一番重要視するのは「しつけ」でした。というのも、当時は「ゆとり教育」の真っただ中で、授業中立って歩く子や学級崩壊の話題が頻繁に出ていたからだと思います。...
前のホームページに載せていた内容で、データは2003年のもの。ただ、歯科医と協力して虐待の早期発見という取り組みは、現在でも続いています。 その他「朝ご飯をきちんと食べよう」などの話が出てきたのも、このあたりからです。 <虐待を受けている子は虫歯が多い>...
今回も20年近く前に書いた話です。 最近では「エビデンス・ベースト」という、日本語にすると「根拠のある」という意味ですが、これが重視されているようです。 教育では「エビデンス・ベースト・エデュケーション」と言われ、大抵は、統計や脳科学などが根拠として充てられているようですが...
<学校の情報公開で、親の意識改善> これは、平成12年の話なのだが、大阪のある中学校では、生徒の荒れた状態を改善するためには地域の理解が必要と「学校だより」で、前月の生徒の問題行動を親に報告。その内容は、 4日 廊下の窓ガラスが割られる...
これも、ちょうど20年前に「前のホームページ」に書いた内容です。今ではこれほどひどくはないと思いますが、でも、学級崩壊の話は、今でも耳に入って来ています。 みなさんの学校の様子はどうですか? 今回もぶっちゃけ調でお送りします。...
これも約20年前に書いたお話。今では、ここの結論に書いているように、やはり「学力別クラス分け」の指導が多いようで、チーム・ティーチングを採用しているところは、どちらかというと「学級崩壊を起こす可能性がある先生の授業に入って、生徒のしつけを見ている」というケースになっているよ...
お茶の水大教授らが調査 以前から言われていた「親ができると子もできる」という話。これが実際の調査で明らかになりつつある。調査は関東地方の公立小1年生から6年生までの約6200人を対象に昭和57年に国立教育研究所が行った学力調査と比較。その結果、家庭学習が一日15分未満の場合...
今回も約20年ほど前に書いた「オープン・スペース懐疑論」というのを転載します。もう、学校によっては当たり前になっているかも知れませんが、当時は、突然「教室と廊下の間の壁を取り去ろう」という話が持ち上がり、全国で学校の改修が行われました。この教室と廊下をつなげた状況を、当時「...
大抵のお父さん、お母さんは子供さんのテストの点数を見て「上がった、下がった」と判断していると思います。でも、これは、子供さんの学力を把握するということを考えると、あまりよい判断方法とは言えないんですね。 子供さん一人一人には、普通に学校に通って普通に授業を受けていれば、「ど...