学力低下〜学力2極化の理由
<全国的な傾向> 以前話題になった「学力の二極化」には、大きな理由があります。それは「カリキュラムの不備」と言うことなのです。ここでは、以前とどのように変わったのか、それを算数の立体に関する内容で確認してみましょう。 ゆとり教育の学習内容大幅削減前まで...
<全国的な傾向> 以前話題になった「学力の二極化」には、大きな理由があります。それは「カリキュラムの不備」と言うことなのです。ここでは、以前とどのように変わったのか、それを算数の立体に関する内容で確認してみましょう。 ゆとり教育の学習内容大幅削減前まで...
「ちゃんと宿題してくれればいいな」が期待、「絶対、宿題をやっているはずだ」が信用。似ているようでちょっと違いますね。中1・2のときは、勉強が後回し。そのときに「中3になったら勉強をしっかりしてくれればいいな」が期待、「中3になったら絶対勉強をしっかりやってくれるはずだ」が信...
<福沢諭吉はこう言っている> 福沢諭吉と言えば、著書の「学問のすすめ 初編」の冒頭、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」で有名すね。教科書にもその名前が載っていて、人権思想の「人間の平等を説いている」と解説がついていたりします。ところが、学校で習うように平等...
「新自由主義」って? 現在の政治のあり方についての評論などを読むと出てくる「新自由主義」という言葉。簡単に言うと「何でもやりたい事は自由にやりなさい。その代わり、結果については自己責任ですよ」という意味です。「自己責任」というと、以前イラクで人質になった日本人に対し言われた...
記事の内容は2010年のものです。今では、いくぶん改善されていると思いますが、それでも、仕事の内容を身に付ける、資格を取得する、など、そういった就職条件のスキルアップという点においては、やはり、学校の学力とイコールになっていると捉えておいた方がいいでしょう。...
この話は、前のホームページ内容で、2009年度のものです。このころは「内申インフレ」と言われ、高校に合格しやすくするために、学力の低い中学校ほど通知表を高くつけるという傾向がありました。 また、推薦入試について言えば「一つの中学校で一つの高校の推薦は、1~2人」が普通ですが...
最近、書店で東大生のノートの取り方をまとめた本が売り上げ上位を占めている。内容を見てみるときれいなノートの取り方として「見出しを付ける」などという項目をあげているのだが、今の40代以降で学力が比較的高めだった人は「こんなの自分たちも普通にやっていたよ」という感想を持つ方も多...
<転勤族は、こう言ってます> 特に釧路が顕著だと思いますが、転勤族の人たちが一番ビックリするのは「子供の教育」。「釧路の子供達って全然勉強しないんですね〜。こういう環境で過ごしたら、うちの子も勉強しなくなっちゃう」「転勤してきたら、転勤前の地域で習っていたところと2単元も遅...
<「糸結びテスト」(女子)の結果より> 昭和33年に開発された、10センチの長さの糸を5分間で結んでつなぎ合わせるという糸結びテスト。手先の動きの評価が出来るとされている。 このテストによる結び目の個数の平均は、昭和33年で、大学3年生26.8個・高校1年生21.3個・中学...
今回は、小学生向け。中学受験に定番の「ニュートン算」です。 問題は「ニュートン算」でも基本内容ですから、「できた!」と言う人は、さらに難易度の高い問題にチャレンジしていってください。 問題 コンサートの開場前に300人が列を作って並んでいました。入場を開始した後も、毎分10...
自分の家庭教師の方針は、基本的に「底力をつける」こと。 それで、一般的な塾だと、結局、個人指導の塾であっても「今、学校で習っていること」を中心に進めますから、そうなると、結局「中身が理解できないまま」でお終いになっているケースや「ずっと通っているけど、全然、成績が上がらない...
日常生活で使わない筋肉を鍛える事で、子供達が落ち着いたという声があがり、そこから「脳と全身運動との関係」の研究が進められ、現在では信州大学大学と諏訪東京理科大学の共同でその研究が行われている。実験では、毎日20分読み聞かせを行うグループと、運動を子供達が興味を引くように体系...
<平成17年版犯罪白書より> 今回初めて少年院に6年以上勤務している教官424人にアンケート調査を行った。その結果「処遇困難な子が増えている」と感じている教官が全体の72%にのぼり、非行少年の特徴として「感覚・感情で物事を考える」が60.6%でトップ。ついで「多少の事は許し...
以前のホームページで掲載していた「算数・数学の問題に挑戦」を転載していくことにしました。今回は、その1回目に紹介した問題です。 某私立中学中3の定期テストに出題された問題です。以前は、高校内容につながる良問として紹介しました。図も非常にシンプルですぐに描けると思いますので、...
記事の内容は2006年の物ですが、こういう内容は、一時的に話題になっても、なかなか継続が難しいもの。当時の内容を振り返りながら、今の子供さんの「食育」を考えてみてください。 <亡食の時代> 今年はじめに産経新聞で「亡食の時代」と題した食に関するレポートが8回に渡り掲載されて...
これは、以前話題になった学習内容三割削減前の話。 現在では「3割削減」では学力低下が著しいということで、元に徐々に戻し始めていますが、そのときと、ここに書かれている状況とほぼ等しくなっています。 現在の子供さんは、どうですか? <国立教育政策研究所の調査>...
<どの学年でも割合変わらず> 桃山学院大学教授が大阪府の小学校児童953人を対象にした調査したところによると、鉛筆の持ち方が間違っている子は25.4%、箸の持ち方が間違っている子は33.8%で、学年が進んでもあまり割合が変わらないという結果が出た。これは、もし「学年が進むに...
今回も前のホームページ内容。 一時、夜に幼児を連れまわす親のことが問題になって、そのときに出た新聞記事がこれです。今では、コロナの関係で、自宅にいることが多いと思いますが、自宅でも親と一緒に遅くまで起きていると、このような問題になってくるのではないか、ということで、再掲しま...
「漢字検定」や「算数・数学検定」を目標に勉強を進めている方もいらっしゃると思いますが、勉強の一環としてきちんと利用できている方はいいのですが、中には、逆に学力向上の妨げになってしまいうような勉強のさせ方になってしまっている方も。...
算数・数学の計算や漢字の勉強、そして英単語の勉強というのは、実は、学力が高い子の中では、ある程度定型化しています。今回は、その勉強法についての話です。 それで、ここでは「計算」を例にとって、話を進めていきますね。 学力の高めの子というのは、学校で「計算の宿題」が出た場合、家...