記事の内容は2006年の物ですが、こういう内容は、一時的に話題になっても、なかなか継続が難しいもの。当時の内容を振り返りながら、今の子供さんの「食育」を考えてみてください。
<亡食の時代>
今年はじめに産経新聞で「亡食の時代」と題した食に関するレポートが8回に渡り掲載されていた。読んでみると「う〜ん」と思う事ばかり。その中に書かれていた実例をザッと挙げると・・・ 「今日、朝ご飯にガムを食べてきたよ」という子供達。 「スキムミルクって牛の骨でできているんだろ?」という子供。 お茶の入れ方を実習しているときに蓋を押さえない子供達。ペットボトル入りのお茶に慣れているからではないか? 包丁が使えない子供達。お母さんが包丁を使っているのをあまり見ていないからではないか? アルバイト先で皿を割ったとき「皿が割れるものだということを初めて知った」という大学生。 食育に関する食文化館での実習で「ぬか漬け」の作り方を習ったときに「うちでは臭いものは食べさせないようにしているから、もう、教えてもらわなくても結構です」と言ったお母さん。 一口かじっただけのパンなど、大量に残される給食。前の項と合わせ、親・子供とも偏食傾向が進んできているのではないか? 食べながら立って歩く子供。 食の意識調査で、自分で作らず総菜などを買って済ますという人が3年前より2割増し。 調味料を異常に使う大人達〜何でもマヨネーズをかける・しょう油をたっぷり冷や奴にかける・など。 偏食の分をサプリメントに頼る人たち。 クッキー・ゼリー状の栄養補給食品に頼る人たち。 など。
実際に本文を読んでもらうと、より分かりやすいのだが、全部書くわけにいかないので、とりあえず箇条書きにしてみたけど、結構、自分に当てはまっているのもあるな〜というのが実感。日頃の食卓の事を真剣に考えなきゃっていう感じだよね。
こういう日常的な事って、子供はやっぱり親のまねをするし、ガムを朝ご飯にしているなんて言うのは、明らかに親のしつけ不足。子供のうちからこんな放任状態だったら、後々、夜中に家を抜け出して悪さをしてきても分からない、なんて親になるような気がするよ。 とりあえず、出来るところから少しずつ改善していこうっていう意識で取り組むしかないかな。
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