1つ上に、行けるのに~
少し続けて「学力の上がらない状況」を書いてきましたが、これが、子供たちにどういう影響があるのか、ということを書いておきます。 実は、大抵の子は「普通に勉強していたら、釧路の高校だと1つ上の高校に行けたはず」になっているんです。場合によっては2つ上の高校に行けただろうに、と思...
少し続けて「学力の上がらない状況」を書いてきましたが、これが、子供たちにどういう影響があるのか、ということを書いておきます。 実は、大抵の子は「普通に勉強していたら、釧路の高校だと1つ上の高校に行けたはず」になっているんです。場合によっては2つ上の高校に行けただろうに、と思...
前項では、学力の上がらない原因を教育行政的な側面から見てみましたが、今回は先生の意識という面から見てみようと思います。 それで、これは全国的な傾向のような気がしますし、学校の先生だけではなく、塾の講師などもこれに当てはまるのですが、どうやら、今の先生方の意識として中心になっ...
ここでは、釧路の小学校と中学校の差はどこで生まれているのか、ということをお話していこうと思います。 それで、まず、データを見てください。これは、令和元年度の全国学力調査の結果をまとめたものです。 000115631.pdf (kushiro.lg.jp)...
前々回で釧路の中学校が学力を上げられないという話を書きましたが、じゃあ、ノートの扱いがどうなっているのか、というところを考えてみます。 まず、プリントを貼り付ける形式が多い。実際に書く量はわずかで、残りは全部切り貼りです。そして、おそらく、全中学校でやっていると思われますが...
前の項目で、釧路の小学校が年々学力が上昇していると書きましたが、実は、これほどきれいに学力が上昇しているデータが出るというのも、ちょっとおかしいと言えばおかしいわけで、本当は、学年ごとにしっかり指導していると、それほどデータ的には変化が出ないものなのです。...
ノートを取るということは、話を聞いて頭に入れながら、それをノートに写すことで頭から引き出す、いわゆるインプットとアウトプットを同時にやる作業です。よく「漢字を書いて覚える」というのも、このインプット・アウトプットを同時に行うことで、なるだけ効率良く覚えようという方法。...
子供たちが「勉強ができるようになるにはどうしたらいいか」という話ですが、これ、実は結論が出ています。それは、単純に「子供たちに作業をやらせること」なんです。 例えば、塾で話題になったところで言うと「公文」さんは、世界的に評価を受けていますけれども、やっていることは「子供たち...