以前書いたものをまとめたものです。
<子供さんの学習レベルを把握しましょう>
実は、漢字検定を行う事によって、子供さんの学習レベルを大まかに把握することが可能になります。 一応、レベルを書いておきますが、 10級〜小学校1年生レベル 9級〜小学校2年生レベル 8級〜小学校3年生レベル 7級〜小学校4年生レベル 6級〜小学校5年生レベル 5級〜小学校6年生レベル ですから、小学校卒業までに、この5級をクリアしておきたいですね。
続いて 4級〜中学校1・2年生レベル 3級〜中学校卒業レベル そのため、某中学校では「卒業までに3級は全員にクリアしてもらう」という話が出ています。
そこで、子供さんの学習レベルの話ですが、例えば、中学校2年生でも、6級の内容で合格ラインに到達出来ていない、という場合、6級に該当する小学校5年生内容でつまづきが発生しているケースが多いのです。これは国語に限りません。算数や社会・理科でも、そのような状況になっている場合が多いのです。もちろん、漢字だけ得意・不得意で、漢字検定内容と学習内容が合致しないという子も中にはいますが、そういう子は稀です。
そこで、自分の方では、必ず、漢字検定を行って、まず語彙力を高めながら、検定の該当学年辺りから復習をします。例で言うと、中学校2年生で6級内容でうまく行かないのであれば、小学校4〜5年生内容から復習を始め、それと同時に、漢字検定の6級内容のテストを毎回行って、語彙力を高めるという方式を採っています。
そして、これも面白い現象なのですが、漢字検定のレベルが上がっていくと、その分、学年が進んだ内容にもついて行けるようになっていくんですね。例で言うと、6級に合格すると、小学校5年生内容を理解するのに、それほど手間がかからなくなっていくんです。
ですから、子供さんには、直接試験を受けなくもいいですから、市販の問題集などでテストをやらせて、実際にどのくらいのレベルにいるのか、把握してみてください。
ちなみに、高校入試で見た場合の目標ラインも掲載しておきます。 湖陵〜 2級 江南〜準2級 北陽〜 3級 明輝〜 4級 商業〜 5級 工業〜 5級
このレベルに到達していなければ合格しないという訳ではありませんが、高校卒業後の進学や就職を考えたときに、このレベルをクリアしていなければ、かなり不利になりますから、もし、今時点でクリア出来いないのであれば、出来れば入学前、遅くても入学後、すぐにクリアできるようにしておくといいでしょう。
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