これは2016年に書いた内容です。
ですから、中で出てくる学力テストの結果については2015年のものになります。
<小学校は大丈夫?>
昨年の総合ABCでは、釧路では春採中がダントツに低いという結果でした。では、なぜ、そのようになったか、と言うことを少し考えてみたいと思います。
それで、実は、各小学校の長期休暇中の補習を見学して回ったことがあるのですが、釧路市内の小学校でダントツに悪かったのが、興津小だったんです。
まず、補習の準備段階でガタガタ。
他の小学校では、時間内でこなせるかどうか、というくらいのプリントを用意していたり、授業形式だったり、そんな感じで進めているところが多い中、ここだけは「先生、もう終わったんだけど、次は何をすればいいの?」という生徒が始まって10分で出てきているんですね。
それから、遅刻対応。当日は、自分たちは、補習の邪魔にならないように、補習が始まって10分くらいしてから、学校にお邪魔したんですが、そのときと同時に来た子が数名。そして、校長と懇談のあと、実際に授業見学になったのですが、その後れてきた子たちは、自分たちが教室に入ったあとに、教室にやってきたんです。要するに、補習が始まってから20分以上経ってから教室にやってきたということになります。おそらく、学校に来ても、トイレかどこかで遊んでいたんでしょう。そんな状況だったんですね。当然、注意も何もされません。
そして、一番、他の小学校と違っていたのが「服装」なんです。 他の小学校では、女性教師は「お母さんと同じようなブラウスやスカート姿」とか「女性用のスーツ」という教師が多かったんですが、興津小だけです「ジーンズ・トレーナー」の教師がいたのは。 また、男性教師は、他校でもジャージ姿の教師が多いのですが、興津小だけです、数名ですが「この先生、ジャージで寝起きしているんじゃないか」と思われるような状況だったのは。
それで、ここでは女性教員の服装についてコメントしておきますが、「お母さんのような服装」であれば、子供達は、先生をお母さんのように感じてくれます。それが「ジーンズ・トレーナー〜要するに子供達と同じ服装」であれば、子供達は、先生をお友達のように感じてしまいます。ですから、しつけという面で捉えた場合、「服装」によって、お母さんのように注意してあげられるか、お友達のようになあなあで過ごしてしまうか、という違いになってきます。
その日は、3校見て回って、その後に同行した方とお話したのですが「興津はダントツに酷かったね」。
その子達が中3になったときの結果が、昨年の学力テストなんです。
今時点でどうなっているかは、分かりませんが、もし、改善されていないようなら、お父さん・お母さんの方で、少し気を使ってください。おそらく参観日などでは、日頃と違うきちんとした服装で授業を行うと思いますから、そのときを基準にするのではなく、日頃の服装を子供さんに確認して判断してください。 女性教師にありがちですが、ジーンズ・トレーナー姿で学校に行って、生徒に「先生、その服かわいい〜」と言うような事を言われたとしても、それを真に受けているようでは、教師は務まらないと思いますよ。
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