これも2015年に書いた内容です。
<姿勢についての取り組み>
最近、イオンやヨーカドーに行くと「STYLE」という姿勢を矯正する器具が売られているのですが、目にした人もいらっしゃるのでは? これ、大人用の美容器具かと思いきや、子供用のも売られていて、家で机に座って勉強するときに使えるようになっていたりします。もちろん、姿勢が悪ければ、勉強も運動も、どちらもなかなか上達しないんですね。
また、以前、「裏のカリキュラム」という本の中に「姿勢がだらしないまま注意をしなければ、だらしない姿勢のままでいいんだ、ということを子供に教えている事になります」という事が書かれていました。要するに「注意をしなければ、認めてしまっている」ということになるんですね。ですから、子供のやることだから、と何でも自由にすることは、決して良いことではない、ということです。
さらには、実際に、某学校でも、整体師さんを呼んで姿勢についてお話してもらったところもあるようですし、学校でも、姿勢について取り組みを強化しているところも徐々に出てきているように思います。
それで、ここでは、一応「姿勢をきちんと保てる力」を「姿勢力」と名付けてみました。長時間、物事に取り組めるようにするには、まず、この姿勢力〜長時間、きちんとした姿勢で座っていられる能力を身につけることが先決だろう、ということです。
一部では「体力がないから、姿勢がだらしない」などと言われていますが、おそらく、これはウソで、きちんとした姿勢をしている方が、体力がいらず楽に過ごせるはずなんです。ですから、姿勢が悪いのは、単に「最初の段階で、子供に姿勢をきちんとしつけて来なかった」ということが一番の原因でしょう。
ゲームをやっているときに、画面をのぞき込むように首から上を前につきだし、背中を丸めて長時間過ごしているようであれば、それはすぐに注意を与えてやめさせるようにしましょう。当然、スマホなども同様です。
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