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古文に出てくる勉強法の話

 今回も2020年に書いた内容です。今回は、本居宣長の「うい山ぶみ」の中の一節。日本人って、昔から勉強の話を書いていたんですね。興味のある方は是非、原文も読んでみてください。


<本居宣長さんもこう言っています>

 要するに、学問というのは長い期間、頑張って一生懸命続けることが大事なのであって、勉強法なんて言うものはどんな方法であってもいいのだから、そんなことは気にする必要はありません。どんなに勉強法が良くても、サボっていては全く効果が無いものなんです。  また、頭がいい人と悪い人では、その結果は大きく違ってくるけれども、頭がいい・悪いは生まれつきなんだからどうしようもありません。だけど、大抵は、頭が悪いと言われている人でも、サボらず一生懸命勉強を続ければ、勉強した分の効果は必ずあるものです。  また、勉強を始めたのが遅い人でも、一生懸命頑張れば、思った以上の結果を残したりするものです。時間が無いと言う人でも、思った以上に、時間がある人よりも結果を出したりします。  だから、頭が悪いからとか、今更勉強しても遅いとか、時間がないとか、そういう理由で諦めてしまって、勉強を止めてしまうことの無いようにしてください。とにかく、一生懸命に頑張れば、結果が出てくるものと考えること。全てに於いて、諦めてしまうことが、勉強にとって一番、ダメなことなんです。

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