これも2016年に書いた内容です。
よく「塾をやめる理由」で出てくるのがこの話。でも、やめたとたんに勉強しなくなったという話の方が圧倒的に多いんです。今回は、その内容です。
<勉強の言い逃れ、ベスト3に入るのではないかと思います>
よく子供が言う「自分で勉強頑張るから」と言って塾を辞めてしまう子っていますよね。ところが、辞めた子って、大抵、勉強をサボってそのまま。親が「あんた、自分でやるって言ったでしょ」と言っても全く効果はありません。なぜか? これ、ほとんどの場合「勉強をサボりたい」という口実だからです。
もう少し詳しく言うと「自分でやる」と言う意味は ・やりたくないから、とりあえず「自分でやる」と言って逃げておこう ・勉強がきついから、もう少し楽をしたい
ちなみに、よく聞く「自分のペースで勉強したい」というのは、2番目の意味であることが多いです。ですから、これも「逃げ口上」の一つではないかと疑ってかかった方がいいと思います。
結局、「逃げたい」「楽をしたい」と思っている訳ですから、結果はついてきません。
ですから、自分でやりたい、と子供さんが言った場合、親がしっかり監視しなければ、ただルーズになるだけなんです。そして、基準はやはり「結果」です。ルーズになるわけですから、当然、結果は悪くなります。そのときに、きちんと対応するかどうかで、その後の子供さんの状況が決定します。もしも、ここで「しょうがない」とか「見過ごす」ということがあれば、どんどんルーズになっていくだけです。
結果が出なければ「部活を辞める」「ケータイ・スマホは解約」「ゲームは一切禁止」などのきちんとした条件をつけて、結果が出なければ、即、約束を実行。そのくらいの姿勢で臨まない限り、結局は良くならないです。
子供は、一回甘えが通用するとなると、とことん甘えて来ますから、しっかり基準を作って、それを実行してください。
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