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  • markun5

「約数の個数」を扱っていますか?

 これも2020年に書いた内容です。

 教科書に載っている内容なのですが、ご存じですか?


<公務員試験に出るよ〜〜>

 「504の約数の個数を求めなさい」という問題、出来ますか?

 単元で言うと「素因数分解」を習うときに、この「約数の個数の求め方」も習います。中学校で一度説明を聞いて、高校でも復習するはずなのですが、皆さんの学校ではどうですか?


 それで、実は、上記の問題は「公務員試験の数的推理」という内容で出題されます。公務員試験を勉強している人にとっては「定番」の問題。ただ、学校で説明を聞いても「忘れていた」り、場合によっては、学校で全く扱っていなかったり。


 今、コロナウィルスの関係で、学校の授業の格差についての話が出ていますが、単に、授業時間だけではなく、こういう「扱っている内容」によっても学校の格差が無いようにしてもらいたいですよね。結局、時間数が足りていたところで、内容で抜けているところがあったら、上記の例で言うと、公務員試験を受験する子の間で地域間格差や学校間格差が起きているということになります。  お父さん・お母さんでは、具体的な内容までは分からないというケースが多いと思いますから、ここで書いた内容などで、いろいろ判断してみてください。

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