これも2014年の内容です。
当時のニュースを元にした内容です。
<自己評価の甘さ>
最近、派遣社員の扱いについて法制度を変えるという動きがあり、その関係で派遣社員の状況を確認したり、意見を聞いたりする特集がニュース番組などで組まれています。そして、過去にも派遣社員の扱いついて報道された事があって、そのときからずっと一貫して思っていることがあります。これは、あくまで個人的な見解なんですが、どうも、ずっと派遣のままで正規社員になれずにいる人って、自己評価が甘いな、と感じてしまうんです。 というのは、まず「自分の方が正規社員より一生懸命働いている」と自分の口で言うんですね。これ、雇用者はどう思っているんでしょうね。そして、次に出てくるのは「不満」。これ、もしも正規社員にしたら、始終「一生懸命やってます」「忙しいです」〜そして「給料が少ない」「僕は給料以上働いている」という流れになりそうな気がして、正規社員にするのにちょっとためらってしまうかな。
それで、なぜ、こういう事を書くかというと、実は、勉強についても同じなんです。「僕、一生懸命勉強をやっています」と言っている割に結果がついてこない。じゃあ、どういう事をやっているかというと、レベルの低い「これじゃあ、実力が上がらないだろう」と思われるような内容だったりするんです。そして、「授業を聞いていても分からない」とか「勉強する気が起きない」とか、不満に近いような事を言い出すんですよ。こういうタイプの子って、間違いなく伸びて行きません。
これが、きちんと学力が伸びていく子というのは、不満はほとんど出てきません。分からないところがあったら他人のせいにしないで、自分で調べます。結局、結果が出ないのは「自分の努力不足なんだ」という考え方に近いでしょうか。そういう発想で物事に取り組んでいるんですね。
ですから、子供さんをきちんと正規社員にしようと思ったら、この辺の意識改革にも取り組んでください。
ここまで書いて、あれ? と思うのは、やはり、一部の教員のお話。「俺は釧路で一番だ」とか平気で自分で言って歩いて、それでいて、何かあると「忙しい」の連発。おまけに子供達の学力の結果は全然ついて来ないなんていうことになると、本来、正規の教員免許は与えちゃいけない人たちなのかも知れませんね。
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