top of page
markun5

釧路市標準学力テストの結果について

 昨年12月に行われた「釧路市標準学力テスト」の個人データが生徒さんの手元に届いてきています。


 平均正答率などについては、3月に入ると釧路市教委のホームページに掲載されますから、そちらを参考にすることにして、今回は、個人データについてのお話です。


 まず、生徒さんのデータに「◎」や「〇」「▲」などの表記があります。基本的に「◎」がついていると、小学校で習った内容は「ある程度しっかり身についている」と判断してください。「〇」だと「もうひと頑張り」、「▲」はちょっと危ない状況です。


 平均正答率ですが、釧路の場合、かなり学力の低い子がいて、その子たちが平均正答率を大きく下げてしまいますから、これを超えていても「平均以上だから大丈夫」とは考えないでください。あくまでも「◎」や「〇」を参考にしてほしいと思います。


 また、平均正答率と一緒に「目標点」という数値が出ていますが、これは、個人のデータの参考ではなく、学校の先生の目標点と捉えてください。要するに、学校の先生が「平均正答率を目標点より上にするように頑張る」という数値です。ですから「この目標点を超えているから大丈夫」とも捉えないでください。


 全体的な話は、市教委のホームページに掲載され数値を確認できるようになってから、お話ししようと思っています。

閲覧数:39回0件のコメント

最新記事

すべて表示

不要な「消しゴム」の使い方に注意

授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...

「勉強」とは、そもそも何をすること?

「勉強」とは、簡単に言うと 「知識を身につける」と 「今まで出来なかった物を出来るようにする」という行為。  だから、これに反する事をしていると学力は伸びませんよね。  例えば、他人の宿題の答えを写してお終いにしていたり、黒板に書いている字をただ写しているだけで、...

作業効率を上げる

計算などの「解き方が決まっていて、それにしたがって手順を踏めば答えが出てくる」といった内容や社会の一問一答形式の「単純に覚えたものを答える」という内容のものは、正確に速く解いていくことが一つの目標になると思います。したがって、目標となるのは「速い」ことと「正確」なこと。...

Comentários


記事: Blog2_Post
bottom of page