例えば、中学生だと「○○高校に行きたい」というのを当面の目標にしている人が多いと思います。ところが大抵の家庭では、その目標に対して「そんなんじゃ○○高校に行けないから、ちゃんと勉強しなさい」と言うだけであったり、今の子供さんの能力からかけ離れた勉強内容をやらせようとしたりと、目標までの道のりが「不明」か「ちぐはぐ」になっている場合が多いのではないでしょうか。
今の政治不信の原因の一つが「目標がハッキリしていない」状況であったり、そこに「到達するまでの道のりが不明瞭」であったりするためだと自分は感じているのですが、それと同じ事が家庭での子供さんの学習にも現れているような気がします。ですから、お母さんの「子育て政策」に子供さんが不満を言い出さないように、目標とそこまでの道のりをきちんと子供さんにお話してあげましょう。
やることは次の順で。 1 子供さんの現状を把握する〜テストや内申でどのレベルにいるのか確認する。 2 目標とのギャップを把握する〜テストや内申であとどのくらい上げなければ行けないか確認する。 3 ギャップを埋めるためにはどこを改善しなければ行けないかを確認する〜不得意教科や上げられる科目を確認する。 4 どの段階でどこまで克服するか小目標を設定する〜いつのテストで学級○位までにするか、何点取るかを設定する。 5 小目標との狂いが生じた場合、目標設定し直す。 こうすることで、意欲面が向上したり、学習内容面が充実してきたりする場合が多いと思って下さい。
ความคิดเห็น