top of page
markun5

目標が出来たら、そこまでの道のりを考えよう

 例えば、中学生だと「○○高校に行きたい」というのを当面の目標にしている人が多いと思います。ところが大抵の家庭では、その目標に対して「そんなんじゃ○○高校に行けないから、ちゃんと勉強しなさい」と言うだけであったり、今の子供さんの能力からかけ離れた勉強内容をやらせようとしたりと、目標までの道のりが「不明」か「ちぐはぐ」になっている場合が多いのではないでしょうか。

 今の政治不信の原因の一つが「目標がハッキリしていない」状況であったり、そこに「到達するまでの道のりが不明瞭」であったりするためだと自分は感じているのですが、それと同じ事が家庭での子供さんの学習にも現れているような気がします。ですから、お母さんの「子育て政策」に子供さんが不満を言い出さないように、目標とそこまでの道のりをきちんと子供さんにお話してあげましょう。

 やることは次の順で。 1 子供さんの現状を把握する〜テストや内申でどのレベルにいるのか確認する。 2 目標とのギャップを把握する〜テストや内申であとどのくらい上げなければ行けないか確認する。 3 ギャップを埋めるためにはどこを改善しなければ行けないかを確認する〜不得意教科や上げられる科目を確認する。 4 どの段階でどこまで克服するか小目標を設定する〜いつのテストで学級○位までにするか、何点取るかを設定する。 5 小目標との狂いが生じた場合、目標設定し直す。  こうすることで、意欲面が向上したり、学習内容面が充実してきたりする場合が多いと思って下さい。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

不要な「消しゴム」の使い方に注意

授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...

「勉強」とは、そもそも何をすること?

「勉強」とは、簡単に言うと 「知識を身につける」と 「今まで出来なかった物を出来るようにする」という行為。  だから、これに反する事をしていると学力は伸びませんよね。  例えば、他人の宿題の答えを写してお終いにしていたり、黒板に書いている字をただ写しているだけで、...

作業効率を上げる

計算などの「解き方が決まっていて、それにしたがって手順を踏めば答えが出てくる」といった内容や社会の一問一答形式の「単純に覚えたものを答える」という内容のものは、正確に速く解いていくことが一つの目標になると思います。したがって、目標となるのは「速い」ことと「正確」なこと。...

ความคิดเห็น


記事: Blog2_Post
bottom of page