以前のホームページでは「健康法」のところに書いていた「姿勢をよくする方法」の話です。
子供さんが座っている姿勢が悪く「猫背になっている」場合、大抵は「背筋を伸ばしなさい」と言って注意をするんですね。ところが、背筋だけを伸ばそうとすると、かえって体がこわばってしまって疲れやすくなったり、余計なところに力を入れるため、集中力が逆に落ちてしまったりします。
実は、座っている姿勢を直すのに一番大事なのは「骨盤の角度」。猫背になっている人は、大抵、骨盤が後ろに倒れているのが原因だったりします。
それで、子供さんの姿勢を直すために、一番いい方法が、へその下を伸ばすようにするという方法。一度立って、上半身を反らしながら、丸まっていた体の前の方を伸ばし、そのままへその下を伸ばすと、骨盤の角度が矯正されやすい。椅子に座るときは、その姿勢のまま、お尻をまっすぐ下におろすようにして座ると、背筋が伸びたまま、骨盤が立った状態のまま座ることができます。
最初は、今までと違う姿勢で座るので、腰のあたりに違和感があるかも知れませんが、それは、悪い姿勢が完全に癖になっているため。きちんとした姿勢で勉強するようになると、その方がかえって体も楽で、順調に勉強がはかどるようになります。
ぜひ、試してみてください。
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