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子供の雰囲気に左右されない

 学校や塾でも若手の先生にありがちだと思うのですが、生徒が一生懸命やっているクラスでは「調子よく授業が出来る」けど、生徒が乗り気にならないクラスでは「授業があんまりパッとしない」ということになる傾向があると思います。これは、裏を返せば単純に「子供の雰囲気に流されている」状況であると判断しましょう。

 これがベテランで指導力がしっかりしている先生になると、生徒の状況に関わらず「きっちりした授業」を進めることが出来るようになっています。


 その差はどこにあるのかというと、意識の中に「子供に流されない授業をしよう」という気持ちがあるかないかが大前提。そして、そこから「声の出し方を変えてみよう」とか「板書を分かりやすくしてみよう」という技術の方向に向かっていくのです。

 もちろん、お母さんでも一緒。子供が「勉強やりたくな〜い」と言ってもそれに最終的に流されてしまっていては、子供さんが一生懸命頑張る気持ちを持たせる事は不可能です。  まず最初に「子供に流されないようにしよう」という意識を持って、子供さんの勉強を見ていって下さい。

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