これも、前のホームページに書いていた内容です。
勉強法の基本というべき内容だと思ってください。
<練習量が少ないと、勉強が身につかない>
先生方の中で話題になっている「学力向上の指導」の大半は、どんな方法であれ、基本は「子供達に練習をたくさんさせている」ものなんです。特に大切なのは、習った瞬間の練習。 子供に勉強内容を身につけさせるためには、教えたときに、ちゃんと自力で最後まで答えが出せるように練習させます。 目安は、「迷わず、最後まで正しい方法で解けるようになっているかどうか」。 自信なさそうに、考え考えやっているようでは、まだ、練習不足。迷いなく「次にすること」がちゃんと出てくるようになるまで練習が必要です。本当に出来るようにするためには、「教える(説明する)時間」より「練習の時間」の方が圧倒的に長くなると閑雅てください。
<身につけるまでの練習量には個人差がある>
前項の補足ですが、生徒が身につけるまでの練習量には個人差があります。当然、「1回ですぐ身につけてしまう子」や「10回以上練習しないとなかなか身に付かない子」など様々な能力差があり、これは「集中力」の問題と合わせて、過去の「覚えるための練習」が不足しているため「覚え方が身についていない場合」に生じる問題と考えています。 ただし「集中力」「覚え方」のどちらも「練習による能力向上」は可能。そして、この能力を向上させるためには、やはり「きちんと覚えるまで練習すること」です。中途半端でやめてしまっていては、能力は向上しません。 よく、お母さん方のから「うちの子、物覚えが悪いんです」という言葉を聞きますが、それは、単に反復練習が足りないと考えて下さい。そして、他の子よりも練習量が多くないと身に付かないと考えて下さい。ただ、どんな子供さんでも「日本語」が話せるように、「日本語を覚えたのと同様の反復練習」さえ多くすれば、必ず身に付きます。 はじめはお母さんの方でイライラするかも知れませんが、練習をこなしていくうちにだんだん要領が良くなっていきますから、「きちんと覚えるまで」忍耐強く子供さんの勉強につきあってあげて下さい。
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