これも2013年に書いた内容です。サブタイトルのように、新聞記事にもなっていますから、気になる人は、北海道新聞のバックナンバーを見て確認してみてください。
そして、自分が気にしているのは、未だにこういう感覚の教師がいるかも知れないということなんです。
実際に、中学校のデータを見る限りでは、学年が進むごとに学力が下がり、全道の学力平均との差がどんどん開いていっている訳ですから、ここは注意して見ていかなければならないと思っています。
<新聞記事にもなっています>
3月15日付けの北海道新聞釧路版に、市議会の様子が報告されていて、そこで北教組の話が出ていました。北教組釧路支部では、学力保障条例に対し「職場闘争などを通じ、条例を実体化させない取り組みを進める必要がある」という事を中村徳永支部長が挨拶で述べた事に対し、月田光明議員が「条例違反しましょう、と言っているのと同様」と指摘したということです。
で、これはすごい、と自分は思ったのですが、市議会で堂々と北教組の不条理に言及した議員というのは、今までに見たことも聞いたこともありません。そして、今まで誰も言及せずに放ったままにしていたために、北教組がのさばってしまった感があります。 ところが、今回は、それに言及している訳ですから、さすが、月田議員!!! ということですよね。
さて、これは裏話ですが、このまま議会が進めば、市議会で中村支部長が証人喚問を受ける立場になる可能性もあるとのこと。北教組が議会で証人喚問なんていう話になると、これまた全国ニュースになるんじゃないでしょうか。
さて、ここで北教組の話をよくよく考えてみると、実は、この中村支部長の言っていることってすごく変なんですよ。
というのは、学力保障条例のように「一度決まった事でも、気に入らないものは、実力行使で反対しよう」ということを勧めるということは、逆の立場で考えると、北教組で決まった事でも、その決定が気に入らない組合員は、実力行使をして指示に従わなくても構わない、ということを言っているのに等しいんですね。
ですから、北教組に「互助会的なものだけを求めているの教員」は、これからは「幹部が勝手に決めたことは、私は守る気はないよ」と反旗を翻して、一切従う必要はないし、ましてや選挙のたびに、無理やり教員にお金出させるというカンパには、不満を述べている人も多いのですから「そんなカンパには金は出さない」と反論すれば、一切お金を出す必要がない訳で、中村支部長自らが、そういう闘争をすべきと挨拶で述べた、ということなんです。
ね、自分の言うことを聞く必要がない、という挨拶をするのって、すごく変ですよね。そんな挨拶ならしない方がいい訳です。
そして、お父さん・お母さん方に考えてもらいたいのは「学力保障条例〜子供をちゃんと勉強が出来るようにしましょう」という条例に反対する教員ってどうなんだ? ということなんです。仕事をさぼろうと思っているとしか思えないですよね。
そんな教師をのさばらせておいたら、子供がダメになる、と考えて、子供を守るために、おかしな教員がいたら、黙っていないで、PTA会長なり、校長なり、教育委員会なりにしっかり声を届ける、という事を積極的に行っていって欲しいと思います。
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