これは、毎年書いている内容です。
今の時期、中3生は受験があるので、一生懸命勉強している人が多いと思うのですが、その反面、中2生は、割とのんびりしている人が多いように感じます。でも、できれば、中3の入試ギリギリになってから、受験校であたふたするのは避けたいですよね。
そこで、中2の段階で、いつ、志望校について考えるのか、という話です。
中2生は、あと1ヶ月ちょっとで新中3生となります。そして、中3になって間もない春先の家庭訪問や面談の際に、志望校についての話が出ることになります。その際には、いろいろなデータをそろえてしっかりお話してくれる先生もいます。学校の先生がそうやって、親身になってくれているのに、肝心の本人やお母さんが「良く分からないんです〜」では、まずいですよね。
もちろん、自分の学力からあまりかけ離れている高校を志望校にしても、先生もいきなり「無理」とは言えないので「必死になって頑張らないと難しいよ」という程度のお話になってしまいます。これでは結論が出ません。
ですから、少なくても、春先の段階で、自分の実力に見合った志望校をある程度絞り、その高校について、今の学力では何がどれだけ足りないかという具体的なことをお話できるくらいにしておきたいところ。ですから、必ず、本人と家の人と志望校について相談しておいて下さい。それも、家庭訪問直前に慌てて決めるということではなく、しっかりと心づもりができるようになっていることが大切です。 そのためには、今年の入試状況などをしっかり見ておいて、受験生から情報を仕入れておいた方がいいでしょう。そして、今のうちから子供さんにもしっかり意識を持ってもらうことが必要です。
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