<これで標準です>
今度は、小学校5年生で習う標準的な問題です。 「4500円のカメラをAの店では14%引き、Bの店では600円安くして売っています。どちらの店の方が安いですか?」
買い物をするとよくありそうな状況ですよね。もちろん、大抵の店は値段を表示してくれているでしょう。でも、お店やさんによっては「会員様のみ5%オフ」とか、そういうふうになっていたりして、実際に自分で計算が必要な場合もあります。そういうときに対応できますか? というお話です。
で、正直に言うと、当然、お父さん・お母さんは、この手の問題は出来なきゃダメですよ。「私、算数が不得意だったから」という言い訳が通用するレベルじゃないですからね。そして、もしも「私はちょっと・・・できないわ〜」という事であれば、子供さんにはそういう思いをさせないように、しっかり勉強しなさいと言わなければならないんですよ。
「私は学が無いから、こういうところで損をしていると思うから、おまえ達は、きちんと勉強しなければダメなんだよ」というのは、たぶん、今のおじいさん・おばあさん達や、その1つ上の世代の人たちが言っていた言葉なんです。ですから、子供達に損をさせないように、せめて、こういうレベルの問題は出きるようにしておかなければなりません。
もちろん、このレベルの問題に対応できない子が、「大学に行きたい」「専門学校に行きたい」「自分でお店をもちたい」「給料の良いところに就職したい」・・・ちょっと無理だと思いませんか?
ちなみに、これをパッと計算しようと思ったら、
Aの店の値引き額は
4500×0.14
=45×14
=45×2×7
=90×7
=630
こんなふうに、頭の中で計算すると、瞬間的に答えが出ます。
Aの店の方が値引きが大きいので、Aの店の方がお得ですね。
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