top of page
markun5

「面倒くさい」を言わない、言わせない

 子供たちの学力に限らず、全般的なことにも通じるのですが、

「面倒くさい」

という感覚の強い子は、やはりすべての面で伸び悩んでしまいます。

 どうしても、やることが雑であったり、途中で関係ないことをしてしまったり、投げ出してしまったり。全般的にいいことがありません。たぶん、大人でも、そうだと思います。


 そして「面倒くさい」を子供さんに言わせないようにするには、まず、周りの大人が言わないようにすること。言霊と言った方がいいと思うのですが「その言葉を発していると、その言葉の感覚が身についてしまう」ということだと思ってください。大人の人でも経験があると思いますが「面倒くさい」と何度も言っているうちに「面倒くさい」気持ちがドンドン強くなってくるようになります。


 ですから、そういう「マイナス感覚」の言葉は、子供さんの前では、なるだけ言わないようにしてください。

 逆に「楽しい」とか「うれしい」とか「プラス感覚」の言葉は、たくさん聞かせてあげてくださいね。

閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

不要な「消しゴム」の使い方に注意

授業中、消しゴムを使いすぎる子が目につくことがあります。そして、そういう子は概して学力が高くありません。そのため、この「消しゴムの使い方」に対していろいろコメントしている先生もいますが、本来、問われなければならないのは「使い方」それ自体ではなく「なぜ、そういう消しゴムの使い...

「勉強」とは、そもそも何をすること?

「勉強」とは、簡単に言うと 「知識を身につける」と 「今まで出来なかった物を出来るようにする」という行為。  だから、これに反する事をしていると学力は伸びませんよね。  例えば、他人の宿題の答えを写してお終いにしていたり、黒板に書いている字をただ写しているだけで、...

作業効率を上げる

計算などの「解き方が決まっていて、それにしたがって手順を踏めば答えが出てくる」といった内容や社会の一問一答形式の「単純に覚えたものを答える」という内容のものは、正確に速く解いていくことが一つの目標になると思います。したがって、目標となるのは「速い」ことと「正確」なこと。...

Comentarios


記事: Blog2_Post
bottom of page