top of page
markun5

「十五少年漂流記」ジュール・ベルヌ著

 フランス人の作家、ジュール・ベルヌが書いた「冒険小説」。原タイトルは「二年間の休暇」なので、そのタイトルになっている本もあります。内容は「船で遊んでいると、その船が流されて無人島に漂着してしまい、そこで、少年たちがサバイバル生活を始める」というもの。本当のお話はかなり長いのですが、簡略版で小学校の3,4年生でも楽しめる内容になっているものもありますから、本の選び方によっては早い段階で読める本です。


 最近、ゲームっぽい「勇者になって冒険する」という内容のものが目に付きますが、それとは違う等身大の話ですから、冒険ものが好きな子であれば、こういう本に触れておくのもいいと思います。

 ベルヌについては、他にも「海底二万マイル(海底二万里)」「地底探検」などがありますから、この本をきっかけに他の本にも入っていけるといいでしょう。

閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「夏目漱石」を読んでみよう

<いずれ、大学入試で扱われると思っておけばいいかも?> 夏目漱石と言えば、有名なのが「坊ちゃん」「我が輩は猫である」でしょうか。この辺だと読んだことがある、という小学生・中学生も多いのではないかと思います。ただ、こういう著名な作家は、文学史からアプローチするのも一つの手。...

「メタルカラーの時代」 山根一眞著

NHKの人気番組「プロジェクトX」の感覚で読める本。理工系を目指す方は、一度は読んでおいてもらいたい。 これを読むと「高さ435メートルの鉄塔」を作るときのその鉄材の精度が「誤差0.01ミリ」だったり、「400トン」のコンクリートブロックを積み重ねるのに「隙間が0.04ミリ...

「栄光なき天才たち」 伊藤智義・森田信吾著

今回は、マンガ版。 歴史などで直接扱われないような人々の「伝記」で、記念すべき第1話は「数学者のガウス」。この本を読むと、実は「ビタミン」は日本人の発見であったと言うことが判明したり、野口英世が不運の人であったなどということがハッキリ分かる。全17巻。...

Commenti


記事: Blog2_Post
bottom of page