釧路の数学ができないのは、ハッキリ言ってしまうと学校の先生の「教え方が下手」なんです。某中学校で実際にあった話を少し書いておくと、中3の一番最初に展開公式というのを習うのですが、これが、変な教え方で、生徒全員公式が使えないという状況になっていました。また、これは「ゆとり教育」時代の話ですが、中2で習う連立方程式で「加減法」の基本ができていれば、ほとんどの学校で、数学の内申に「4」もしくは「5」がついていました。
裁量問題が導入される前は、湖陵の理数科受験の場合、入試の数学の正答率が50%を切っていても合格。当然、学校の数学についていけるはずもなく、理数科に入ったにも関わらず「文系」志望者が後を絶たないという状況になっていました。また、保護者の間でも「普通科じゃまともな大学に行けないから、多少数学が不得意でも理数科に行け」なんていう話も出ていたんです。たぶん、この話は、当時のことを知っている方は「そうだったよな~」と思いだしてくれると思います。
このように、釧路の数学のレベルが低いのは、すでに「伝統」の領域に入っているんです。
当然、現在でも数学ができない子が大量。YouTubeで全国の高専を扱っている「高専ちゃんねる」でも「釧路高専、どうなってるの?」的な扱いになっているのですが、地元釧路の子供たちの数学がこの調子ですから、高専に行けないですよね。
ですから、もしも、お父さんが国立大出身だったら、学校の先生が教えるより、お父さんが教えた方が、数学は間違いなくできるようになりますよ。
ちなみに、数学に関しては大手の学習塾に通っていてもできるようにならないと思います。個人的には「塾に通って数学ができるようになった」という話は全く聞いたことがありません。元々学力が高い子が点数を取れているだけで、不得意な子は不得意なまま。上記の理数科受験で正答率50%を切っている子というのも、塾に通っていて、この結果です。
これ、前のホームページにも書いたことがあるのですが、自分が教えていて、当時の北高(現明輝)を受験した子の方が、当時の理数科を受験した子の数学の点数より高かったということがありました。
ですから、お父さん、頑張ってくださいね。
ความคิดเห็น